映画館で予告編の音楽に心を奪われ、この曲素敵!と思って映画のサントラを聞いてみたけれど、残念ながら収録されていなかったということはありませんか。

映画の予告編で流れる音楽は、エピックという音楽ジャンルに属しています。本編には使用されず予告編にだけに使われる映画音楽です。

では早速、映画の予告編音楽について解説していきましょう。

映画予告専門の音楽制作会社で制作される音楽

映画の予告編などで使用される音楽は、予告編専門の音楽制作会社によって製作され、予告編映画の壮大さや荘厳さを表現し、セールスメッセージを補完するという目的があります。予告編の映画音楽は、エピックという音楽ジャンルに属し、サウンドトラックと似ていますが区別されています。

そのため、エピックは、あまり知られていませんが、最近はCD化して一般販売をしたり、インターネットでのダウンロード限定で販売をするケースなどが増えてきているようです。それでは、音楽制作会社のひとつを紹介しながら、多数の予告編音楽を手掛けた作者、トーマス・バーガーセンの情報をお知らせします。

超大作映画の予告編音楽を手掛けた人物

音楽制作会社の中のひとつTwo Steps from Hellでは、これまで「ハリーポッター」や「アバター」「パイレーツ・オブ・カリビアン」などの超大作映画の予告編をはじめ、100以上の楽曲を提供してきましたが、この会社の共同設立者であるトーマス・バーガーセンがソロアルバムをリリースしていますのでご紹介します。

トーマス・バーガーセンは、ノルウェー生まれ
ピアノをはじめ、バイオリン、トランペットなど様々な楽器に堪能なマルチ楽器奏者でもあります

彼の作曲する壮大で、圧倒的な迫力ある音に魅了され、世界中に何百万人ものフォロワーがいるそうですよ。

人気映画の予告音楽を手掛けるトーマス・バーガーセンの作品について

彼のソロ作品最新作は、「HUMANITY」

人類に関する七つの異なるテーマに跨がる七つの章で構成され、これまでのなかで最大の作品となっており、アルバム「ILLUSIONS」そして、「SUN」の進化を表しているそうです。

第一章のテーマは、「自由」
合唱団とライブオーケストラ、世界中の楽器奏者とボーカリストにより録音され、多くの音楽文化が表現力豊かな方法でまとめられています。

「HUMANITY」は、第四章までが2021年9月にリリースされており、今後 定期的に連続してリリースされる予定です。第4章は第3章とは全く異なる音楽の領域にハードシフトが行われていて、宇宙に浮かぶような感覚の楽曲「スペース・フォー・レント」から始まります。

 

まとめ

映画の予告編で流れてくる音楽は、映画予告専門の音楽制作会社が作成していて、エピックという音楽ジャンルに属しています。

音楽制作会社Two Steps from Hellの共同設立者であるトーマス・バーガーセンは様々な楽器に堪能なマルチ楽器奏者でもあります。壮大で、圧倒的な迫力ある音に魅了されたフォロワーが、世界中に何百万人もいるそうです。

彼のソロ作品最新作は「HUMANITY」で、第七章まで順次リリースされます。

音楽作品の中で紹介したアルバム「SUN」も、オーケストラや合唱団によるドラマティックで壮大な世界感となっていて“Final Frontier”のトラックでは、18本のフレンチホルンが一斉に鳴り響いているそうです。
この迫力、ライブで体験してみたいものです。

参考:Thomas Bergersen公式ホームページより一部引用

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