日記を書き始めてはみたものの、記し忘れたり面倒になってしまったという事態に陥ってしまい、なかなか続けることが難しいと思うことはありませんか。お気に入りの筆記具を用意しても、日々書くことがなかなか浮かんでこない・・続けるコツや、参考になる書き方はないかな・・そんな思いをしている方もいるかも知れませんね。

心理学者のリチャード・ワイズマン博士は、テーマを決めて日記を書くことで、日々の幸福感を得られると提唱しています。日記を継続して書く秘訣や、なぜ幸福感に結びつくのか、リチャード・ワイズマン博士がお勧めしている「テーマを決めて書く」書き方とは?その方法を紹介していきたいと思います。

テーマがあるから継続できる!ワイズマン博士お勧めの日記の書き方

イギリスの心理学者リチャード・ワイズマン博士の著書「その科学が成功を決める」の中で、日記の書き方について提唱している方法(書き方)をご紹介します。日記を継続して書くということが、億劫だなという人にも活用できそうな方法だと思います。しかも、書きだすことで日々の幸せを自分のものにし、幸福感を得ることができるという効果もあるそうです。

継続力もつく?日記をリチャード・ワイズマン流で週5日間テーマに沿って書く

リチャード・ワイズマン博士が提唱している書き方は、曜日ごとにテーマを決めて短い時間で書くという方法。
週のうち5日間だけ、曜日ごとに決まったテーマについて、数分で短く書き込むというものです。

●月曜日のテーマ【感謝】
先週の一週間を振り返って、感謝できることを3つ書き出します。

●火曜日のテーマ【幸せな時間を思い出す】
人生の中で楽しかった事や、感動した瞬間などを思い出して、1つ書きます。

●水曜日のテーマ【夢の将来のこと】
自分の将来について、現実的に思い描いて、すべてが順調にいった!と想像しながら書いてみてください。

●木曜日のテーマ【親愛なる存在】
自分の人生に、なくてはならない大切な存在の方を思い浮かべて、その方が自分にとってどれほど大切か書いてください。

●金曜日のテーマ【思い返す】
金曜日は一週間を振り返って、うまくいったことや良かったことを3つ書き出します。ささいなことで良いそうです。気分が良くなった理由も書いてみてくださいね。

リチャード・ワイズマン博士が提唱する日記の書き方は、書くことがないとか面倒だな、という悩みを拭い去る優れた方法です。また、この方法で書くことにより、気持ちや幸福感が変わったということに気付くとも言われています。

喜びや嬉しい感覚を、意識してじっくりと味わう時間。自分のために、取り分けてみるのはいかがですか。

ワイズマン博士も言う!日記を続けて書くことで自分が変わる

日記を書くことで、自分のことを客観的に見ることができるので、自尊心を高めたり、これからやるべきことなどの課題に気づき、自分を変えるきっかけになったという人もいるようです。
気持ちを文字にして書き出し、「気持ちを見える化」することで、自分を見つめ直すことができるのかも知れません。

また、これは他の研究者が発表していますが、書いてみることで自分の行動を知ることができるので、習慣の構築にもつながるそうです。自分が前向きになれた出来事を書き出したり、その時感じた自分の気持ちを記録しておくことで、自分にとって良好なパターンを見付ける助けとなり、それが習慣につながるきっかけになるということです。

一週間に5日間だけ、短く数分で書くことが日記を書く習慣を生み出すきっかけにつながるかも知れませんね。

最後に

何かと忙しい日々の中、日記を書くというのはなかなか難しいかも知れません。ここでは、リチャード・ワイズマン博士が提唱する日記の書き方をお伝えしました。自分の感じた気持ちを、そのまま、さらっと書き留めておくことから始めるなら、続けやすいかも知れませんね。

自分自身に向けて気軽に、自由に書くことができる日記。
誰とも、また何の媒体とも繋がらない自分だけの文章を書く。そんなひとときがあってもいいのではないでしょうか。

よろしければご一緒に、ここから始めてみませんか。

 

 

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